きまた歯科 ブログ

2016年08月25日

5分できる唾液検査を導入しました(SMT)

ライオン株式会社から

唾液成分を計る画期的な検査機器が開発されました。

SMT(Salivary Multi Test)多項目・短時間唾液検査システム

と言います。

きまた歯科では

早速

SMT(Salivary Multi Test)多項目・短時間唾液検査システム

を導入しました。

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以前から

虫歯菌や歯周病菌の数を検査する機器はありました。

しかし

検査に時間がかかること、

費用も高価でしたので

なかなか普及していませんでした。


このSMTは

専用の溶液で

10秒うがいをして

検査機器に唾液を垂らします。


その結果は

むし歯と歯周病のリスク、

さらに

口腔内の清潔度に関連する数値データが

わずか

5分間で測定することができます。

データは

レーダーチャートとして、

その場で提示され、

わかりやすく自分の口腔状態を把握することができます。

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むし歯に関しては

「う蝕原性菌数」、「pH」、「酸緩衝能」の値を、

歯周病については

「白血球」、「タンパク質」を測定しています。

また、

口腔内全体の清潔度と関係する

アンモニアの測定も行います。

これら6項目の唾液因子が、

実際の口腔状態と相関性があることが明らかになりました。

例えば、

歯周病については、

歯周ポケット深さと、

「白血球」、「タンパク質」の検査結果との

相関性が明らかになっています。


なぜ唾液検査が必要なのでしょうか?

今までの歯の予防法は

歯磨きの仕方が基本でした。

しかし

一生懸命歯磨きをしている方でも

虫歯や歯周病が進行していることがよくありました。


今までの歯磨きでけでは

残念ですが進行を抑制することは

難しいと思います。


虫歯菌の数が口の中に多いのか、

甘いものを良く食べるからか、

歯磨きの磨き残しが多いからか、

歯ぐきの炎症があるのか、

唾液の量が少ないのかなど

実は原因は複雑です。

ですから

闇雲に歯磨きだけをしていても歯が悪くなってしまいます。

今回導入した

SMT(多項目・短時間唾液検査システム)は、

虫歯菌だけでなく

歯周病が潜んでいるかが

短時間で検査ができます。

今までの検査では

結果が出るまでに一週間かかり、

費用も5千円以上かかりました。

SMTは

5分間の検査で直ぐに結果が判明し、

きまた歯科では

二千円と

半分以下の費用で検査が可能となりました。


一番のメリットは

その検査結果に基づいて

一人ひとりにカスタムメイドの

歯の予防が

ご提案できるようになりました。

例えば

虫歯菌が多いようであれば

歯磨きの仕方だけでなく

キシリトールも

処方したほうが効果的です。

 
SMT検査をして、

ご自分のお口の状態を

客観的に見ていただくことをお勧めします。
posted by きまた歯科 at 09:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 予防歯科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月08日

介護認定委員研修会に参加しました

歯科医師会館で

介護認定審査員研修会に出席しました。

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日曜日の休日ですが、

会場は満席でした。

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ご苦労さまでした。
posted by きまた歯科 at 06:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 口腔ケア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月03日

口腔ケアの講演をしました

口腔ケアの講演の依頼がありました。

医療の現場や介護の現場で

口腔ケアは重要な役割を担っています。

私たち歯科医師も

現場の方々の疑問や相談の場が必要でと感じていました。

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今回は

ケアリングの関係者からの依頼でしたので、

できるだけ

専門的な用語を使わないで

理解をしていただきたいと思っていました。


疑問や具体的なことで相談を受けたり、

質問もたくさんいただきました。

2時間の講演でしたが、質疑がたくさんあり、

気がつくと時間を超えていました。


口腔ケアはまだまだ課題が多くあります。

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きまた歯科では

今後も

勉強をしていく予定です。
posted by きまた歯科 at 01:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 口腔ケア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月26日

覚醒時ブラキシズム

覚醒時ブラキシズム(TCH)をご存知でしょうか?

 歯周病の治療をしてもなかなか歯周病が思うように改善しない。

むし歯や歯周病などの原因が見出されないけど歯が痛む、それも日中や夕方に痛み出す。

入れ歯を何度も調整しても歯ぐきに傷ができて痛い。

マウスピースをはめても顎の痛みが軽くならない.。


 これは今、

歯科界で注目をされている

覚醒時ブラキシズムかもしれません。

TCHとは

Tooth Contacting Habitの略です。


歯の接触の持続を繰り返す習慣的な行動と定義されます。

1日に上下の歯が接触(噛んでいる)時間は平均で17.5分と言われています。

実は噛んでいる時間は短いのです。

それ以上の時間、上下の歯が接触(噛んでいる)している場合が問題となります。

普通リラックスしている時は、

唇は閉じて、

歯はわずかですが離れています。

逆に力仕事やスポーツで踏ん張る時や

集中して仕事をしている時、

うつむいた姿勢、

携帯電話を見る時などは

無意識ですが歯を食いしばっています。

この歯の食いしばりが問題となっています。

食いしばりの力が強いと分かり易いですが、

むしろ

ほんの少しの力で上下の歯が接している時にも

色々と問題となっています。

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覚醒時ブラキシズムは習慣です。

習慣を変えることはなかなか難しいことですが

改善策もあります。

 
この改善策は

THCコントロールの3ステップです。

第1ステップは

咬筋という左右にある下顎の筋肉を人差し指で触って、

軽い歯の接触(軽く噛む)でその咬筋が動いて盛り上がるのを感じてください。


第2ステップは

リマインダー(合図)を用いて意識化の訓練をします。

自分がいつもかみしめていることを気づくことです。

それに気づいたら、

例えばテレビや鏡や冷蔵庫などに「歯を離す」と張り紙をして

その張り紙を見たときに歯が離れているかを確認します。

その後、歯が上下当たって噛んでいたらすぐに「深呼吸」をします。

その深呼吸のときには

両肩を持ち上げながら鼻から大きく吸い込み、

脱力して肩を落とした勢いで口から息を吐き出します。

こうすることで、

上半身の力が抜けたと同時に

自然と上下の歯が離れる感覚を感じてください。


第3ステップは

第2ステップの繰り返しです。

時々行っているのでは習慣にはなりません。

残念ですが、すぐに元の習慣に戻ってしまいます。

どんな習慣でもまず21日間休まず続けることが必要です。
 

きまた歯科では、

さらに

カウンターストレインと

ヨーガ療法を応用します。

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カウンターストレインでは、

嚙みしめている筋肉の記憶をとるために必要です。

筋肉の内部には筋紡錘と言う器官があります。

この筋紡錘の活動電位が絶えず活動していると、

どう頑張っても無意識に食いしばりがおきてしまうのを経験しています。

その筋肉の記憶をリセットすると

実は思った以上に筋肉がリラックスします。

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ヨーガ療法では、

呼吸と合わせて意識化を目的とします。

さらに

覚醒時ブラキシズムをする

おおもとの原因を自分で気づくこともできます。

そして

より健康を意識することもできるようになります。 
             
posted by きまた歯科 at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 噛み合わせ治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月25日

PMTCセミナーに参加しました

PMTCの第一人者

ブリギッタ先生が

スエーデンから来日されました。


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セミナーと実習が名古屋で開催されましたので、

きまた歯科の

衛生士も参加しました。

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スエーデンでは

PMTCを

定期的に

行った場合

30年間で

失った歯は

たった

0.6本でした。

驚異的な予防効果です。

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私は日本に20年前に

初めてブリギッタ先生が来日された時から

勉強をしていますが、

きまた歯科でも

定期的に通われていると

本当に良い結果が出ています。

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posted by きまた歯科 at 13:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 予防歯科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする