きまた歯科 ブログ

2017年08月13日

赤ワインの成分の中から長生きに作用する物質が発見されました

アンチエイジング医療という学問があります。

これは長寿を科学する学問です。

私もその抗加齢医学会の会員に属しています。

その学会で面白い論文が載っていましたので紹介します。

美食にふけるフランス人に心臓病が少ない。

この現象は『フレンチ・パラドックス』と呼ばれています。

フランス人が好んで飲む赤ワインの効果と考えられていましたが、

その詳細なメカニズムは謎とされていました。

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最近

フランスの研究チームが、

赤ワインの成分と女性ホルモンが作用して、

血管内で血管を広げる作用のある一酸化窒素を発生させ、

血圧を下げていることを突き止めました。

ただし、

適量はグラス一杯程度と言われています。


また

まだ実験室のレベルですが、

ブドウの皮の部分に含まれる

『レスベラトロール』というポリフェノールが、

sir2遺伝子という長寿関連遺伝子を活性化させ、

細胞の寿命を延ばしている可能性が指摘されています。

2006年に米ハーバード大学医学部の長寿研究の第一人者として知られている

デヴィット・シンクレア教授らが行った実験があります。

中年マウスを、

@標準的な食事、

A高カロリー・高脂肪の食事、

B高カロリー・高脂肪の食事+レスベラトロールーーーの3つのグループに分けました。

その結果

Aの『美食』グループでは肝臓肥大、さらに心臓への負担が高まり、

おまけに人間でいう糖尿病の症状が現れ、早死にしました。

ところが

Bの『美食+ レスベラトロール』のグループでは病的な症状は現れず、

死亡するリスクが30%低下していました。

赤ワインの摂取が寿命を延ばしてくれるかもしれないというわけです。

同教授らは、現在、 レスベラトロールを応用して、人間の寿命を延ばす新薬の開発を進めています。

気の早いことに、

サプリメント大国のアメリカではすでに レスベラトロールのサプリメントが数多く登場していますすし、

日本でもすでに各メーカーから発売されています。
posted by きまた歯科 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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