きまた歯科 ブログ
2020年05月20日
2019年05月11日
2018年09月19日
もしも歯を失ったらどんな治療法があるの?
★歯周病とは?
★歯を失うとどうなるの!?
もしも虫歯や歯周病、事故などで歯を失ってしまったら…。
抜けた歯の部分をそのまま放置しておいてはいけません。
歯列はラグビーのスクラムのように互いに支え合っているので、
歯が抜けたところに隣の歯が倒れてきたり、反対側の歯が出てきたり、
全体の歯並びが崩れてしまい様々なトラブルを招く恐れがあります。
また、歯は歯槽骨に支えられており、顎の骨は歯から噛む力を受けることで高さと幅を維持しています。
歯が抜けて噛む刺激が伝わらなくなると、やがて骨が吸収され顎の骨まで痩せてしまいます。
これが何年かすると入れ歯が合わなくなる原因の一つです。

★治療法その1:ブリッジ
ブリッジは、
失った歯の両隣の歯を小さく削り、
その歯を土台にして何本かつないだ人工の歯を固定する方法です。
ブリッジにするには両隣に健康な歯があることが条件です。
固定式で違和感がなく見た目も自然ですが、
デメリットは健康な歯を小さく削ること、
人工歯の部分が不潔になりやすいこと、
支台歯が大きな荷重をうけるため、
やがて抜けてしまう危険があることです。
★治療法その2:入れ歯
入れ歯は、
抜けた歯が1本でも飛び飛びでも、
条件に合わせて作ることが出来ます。
また、周りの歯を傷つけることなく製作することができます。
デメリットは、
噛む力が健康な時の20%〜40%に低下してしまうこと、
部分入れ歯はバネをつける箇所を削るため、
そこが虫歯になりやすいこと、
バネが目立つこと、
臭いがすること、
食後に外して掃除しなければならないことです。
自費では、
他人に気付かれにくい金具を使わないノンクラスプデンチャーや、
しっかり固定できるマグネット式義歯、
食べ物の温度が分かる金属床義歯など高性能義歯をお選びいただけます。
★治療法その3:インプラント
歯を失った部分のあごの骨に、
チタンで作った人工歯根を埋め込み、
その上に人工歯を固定する方法です。
人工歯根は骨と一体化するため違和感がなく、
見た目も自然で、噛む力も健康なときとほぼ同等に回復します。
デメリットは手術が必要なこと、
天然歯と同様に歯周病(インプラント周囲炎)になるため、
丁寧な歯磨きと定期的なメンテナンスが必要なことです。
残念ながらヘビースモーカーや重度の歯周病の方、
骨粗しょう症の方はインプラントができません。
今回は、
もしも歯を失ってしまったら、
ということで治療方法を紹介しました。
虫歯や歯周病で大切な歯を失うことがないように日頃から予防を心がけましょう!
当院は第一に
虫歯の原因や歯周病の原因をきちんと調べることをお勧めしています。
なぜかというと
治療をしてもまた再発してしまうからです。
むしろ
SMTやリアルタイムPCRなどの遺伝子検査で原因を見つけます。
そうすると
予防法が今までよりはっきりと分かります。
一人一人に合わせたオーダーメイドの予防法を提供することが出来ます。
例えば
<顕微鏡による菌の判定の可否>
歯周病原性菌レッドコンプレックス3菌種
Treponema denticola(T.d) らせん状菌 可能
Prophyromonas gigivalis(P.g) 短桿菌 不可能
Tannerella forsythensis(T.f) 桿菌 不可能
その他
Actinobacilus actinomycetemcomitans(A.a) 短桿菌
(侵襲性歯周炎の主な原因と考えられている) 不可能
Fusobacterium nucleatum(F.n) 桿菌 不可能
このように、位相差顕微鏡で見ているのはあくまでも菌の形態であり、様々な種類の細菌を特定することは困難なのです。
しかしリアルタイムPCR法で細菌のDNA検査を行えば、歯周病関連菌5菌種の存在を定量的に調べることができます。
顕微鏡診(−)臨床歯周病症状(+)の症例にリアルタイムPCR検査(5菌種)を行い
いずれかの細菌が検出されたら、ジスロマックを投与
いずれの細菌も検出されなければ、ジスロマックは投与せず、通常の初期治療を行う
という流れになります。
またメインテナンス時に顕微鏡診と臨床歯周病症状が食い違う場合にも有効です。



★歯を失うとどうなるの!?
もしも虫歯や歯周病、事故などで歯を失ってしまったら…。
抜けた歯の部分をそのまま放置しておいてはいけません。
歯列はラグビーのスクラムのように互いに支え合っているので、
歯が抜けたところに隣の歯が倒れてきたり、反対側の歯が出てきたり、
全体の歯並びが崩れてしまい様々なトラブルを招く恐れがあります。
また、歯は歯槽骨に支えられており、顎の骨は歯から噛む力を受けることで高さと幅を維持しています。
歯が抜けて噛む刺激が伝わらなくなると、やがて骨が吸収され顎の骨まで痩せてしまいます。
これが何年かすると入れ歯が合わなくなる原因の一つです。

★治療法その1:ブリッジ
ブリッジは、
失った歯の両隣の歯を小さく削り、
その歯を土台にして何本かつないだ人工の歯を固定する方法です。
ブリッジにするには両隣に健康な歯があることが条件です。
固定式で違和感がなく見た目も自然ですが、
デメリットは健康な歯を小さく削ること、
人工歯の部分が不潔になりやすいこと、
支台歯が大きな荷重をうけるため、
やがて抜けてしまう危険があることです。
★治療法その2:入れ歯
入れ歯は、
抜けた歯が1本でも飛び飛びでも、
条件に合わせて作ることが出来ます。
また、周りの歯を傷つけることなく製作することができます。
デメリットは、
噛む力が健康な時の20%〜40%に低下してしまうこと、
部分入れ歯はバネをつける箇所を削るため、
そこが虫歯になりやすいこと、
バネが目立つこと、
臭いがすること、
食後に外して掃除しなければならないことです。
自費では、
他人に気付かれにくい金具を使わないノンクラスプデンチャーや、
しっかり固定できるマグネット式義歯、
食べ物の温度が分かる金属床義歯など高性能義歯をお選びいただけます。
★治療法その3:インプラント
歯を失った部分のあごの骨に、
チタンで作った人工歯根を埋め込み、
その上に人工歯を固定する方法です。
人工歯根は骨と一体化するため違和感がなく、
見た目も自然で、噛む力も健康なときとほぼ同等に回復します。
デメリットは手術が必要なこと、
天然歯と同様に歯周病(インプラント周囲炎)になるため、
丁寧な歯磨きと定期的なメンテナンスが必要なことです。
残念ながらヘビースモーカーや重度の歯周病の方、
骨粗しょう症の方はインプラントができません。
今回は、
もしも歯を失ってしまったら、
ということで治療方法を紹介しました。
虫歯や歯周病で大切な歯を失うことがないように日頃から予防を心がけましょう!
当院は第一に
虫歯の原因や歯周病の原因をきちんと調べることをお勧めしています。
なぜかというと
治療をしてもまた再発してしまうからです。
むしろ
SMTやリアルタイムPCRなどの遺伝子検査で原因を見つけます。
そうすると
予防法が今までよりはっきりと分かります。
一人一人に合わせたオーダーメイドの予防法を提供することが出来ます。
例えば
<顕微鏡による菌の判定の可否>
歯周病原性菌レッドコンプレックス3菌種
Treponema denticola(T.d) らせん状菌 可能
Prophyromonas gigivalis(P.g) 短桿菌 不可能
Tannerella forsythensis(T.f) 桿菌 不可能
その他
Actinobacilus actinomycetemcomitans(A.a) 短桿菌
(侵襲性歯周炎の主な原因と考えられている) 不可能
Fusobacterium nucleatum(F.n) 桿菌 不可能
このように、位相差顕微鏡で見ているのはあくまでも菌の形態であり、様々な種類の細菌を特定することは困難なのです。
しかしリアルタイムPCR法で細菌のDNA検査を行えば、歯周病関連菌5菌種の存在を定量的に調べることができます。
顕微鏡診(−)臨床歯周病症状(+)の症例にリアルタイムPCR検査(5菌種)を行い
いずれかの細菌が検出されたら、ジスロマックを投与
いずれの細菌も検出されなければ、ジスロマックは投与せず、通常の初期治療を行う
という流れになります。
またメインテナンス時に顕微鏡診と臨床歯周病症状が食い違う場合にも有効です。


